その「はい」という言葉は、心のどこから来ていますか?
こんばんは。
今日は晴れて、雲一つない青空が広がった一日でしたね。
私たちは、承諾の意味で「はい」という言葉をよく使います。
今日一日を振り返ってみてください。
今日使った「はい」という言葉は、
心の明るい部分から来ていますか?
心の暗い部分から来ていますか?
この質問を見た時、ドキッとしました。
やりたい気持ちから出た「はい」か、
仕方ないな、気が進まないけどやるしかないか、
やらねばならないという気持ちから出た「はい」か。
どうでしょう?
自分の心に正直になって、
自分の心でやりたいという嘘のない気持ちから出ているか
自分の心を誤魔化して、嘘をついているか
胸に手を当てて考えてみてください。
小さなころから、嘘をついてはいけません。
誤魔化しはダメですよ。
と言われて育ってきました。
ここでいう嘘をつくのは、外部に対してです。
もちろん、友人、知人、他の人、社会に対して
嘘をつくのは、罪なことです。
大きくなれば、犯罪ですよね。
それに比べて、自分に対しての嘘はどうでしょう?
意外に簡単に嘘をついていませんか?
自分に対しての嘘は、罪にはなりませんからね。
でもね、自分に対してつく嘘は、
じわじわと心を蝕んでいくんですよ。
それはなぜか?
心の奥では、嘘だと知っているからです。
本当は気が進まないのに無理をして「はい」と言う。
それは心のなかの暗い部分から来ています。
これを続けていくと、こうありたいと思う自分から、
どんどんかけ離れていきます。
徐々に心のバランスを取るのが、難しくなっていきます。
その状態を続けていくと、心とからだは繋がっているので
体調も悪くなってきます。
他の人に嘘をついてはいけないように、
自分にも嘘をついてはいけないんですよね。
「自分に嘘をつく = 自分を大切にしていない」
ということなんです。
ヨガの八支則の第1段階ヤマ(禁戒)の2番目
サティア(正直)があります。
ヨーガスートラには、「サティア(正直)に徹したものには
行為とその結果がつき従う」とあります。
いつも最初から、自分に嘘をつかずに。心の明るい部分で
思考、言葉、行動を行うようにすれば、自分にとって
良い結果になっていくと思っています。
勇気のいることもあると思いますが、自分に嘘をつかない
他の人にも嘘をつかせないように、行動していくことが
大切なのだと思って、毎日を過ごしています。
今の「はい」は、心のどこから来ていますか?
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