節分~心せよ、鬼は外より内に棲む

今日は節分。

例年より1日早い、2月2日になるのは、124年ぶりらしいですね。

 

”心せよ

鬼は

外より

内に棲む”

地元、田無の総持寺の掲示板。

毎月、気づきを貰える言葉が書かれています。

これは、昨年の2月のものです。

節分は、外から鬼が入ってくるから

豆をまいたり、玄関に柊の枝にイワシの頭を刺したものを

飾ったりします。

 

外からの鬼も怖いですが、私は、自分の中の鬼の方が

怖いです。

内に棲む鬼・・・

負の感情、例えば、妬み、嫉み、自分さえよければいいという利己心

人をうらやむ心、誰かと比べる劣等意識、責任をすべて外に求める意識

暴力的な感情などです。

内に棲んでいる鬼を、放っておくとどんどん巨大化します。

巨大化した鬼が内に棲んでいると、それが表情、言動に現れてきます。

そして、気づけば自分の周りには、同じような人たちが

集まってきます。

 

そうなってしまうと、心でどんなに幸せになりたい、ハッピーな毎日を

過ごしたいと思っていても、上手く行きません。

 

明日は、立春。

新しい年が始まります。

その前に、いまの自分を振り返り、

内なる鬼を外に出してしまいましょう。

 

鬼が外に出た後には、あなたが本来持っている

純粋な魂に出会うことが出来ます。

禅の臨済宗の開祖、臨済の言葉に

「無事是貴人(ぶじ これ きじん)」というものがあります。

ここでいう「無事」は、私たちが普段使う「平穏無事」ではなく、

救いや悟りの道を外に求めなくても良いことにに気づいた、

安らぎの境地をさしているそうです。

「貴人」とは悟りを得た人、安心を得た人、つまり仏です。

欲や執着を捨てて、外に求める心が無くなったところに

「無事」があり、幸福が待っています。

あなたの幸福の元になるものは、

すでにあなたの中にあるのですから。

 

自分自身と向き合う時間を取り、

自分の中の鬼に出て行ってもらい

新たな気持ちで立春を迎えていきましょう。