お昼ご飯のあと、急に眠くなることありませんか?
こんにちは、
東京も梅雨入りしたようです。
梅雨は、雨が続き湿度も高く鬱陶しい時期ですね。
しかし、動植物には必要な恵みの雨、昔から日本には
沢山の雨の種類がありますよね。
霧雨、涙雨、豪雨、大雨、小雨、小ぬか雨などなど
ある意味雨も受け入れ楽しんでいたということ、見習いたいものです。
さて、話は変わります。
皆さんお昼ご飯の後、急にどうしようもなく眠くなることありませんか?
私も以前は、お昼ごはんの後、寝不足でもないのにどうしようもなく
眠くて仕方がない、気づいたらある瞬間記憶がない!ということもしばしば。
一体全体どうなってるんだろう?といつも思っていました。
そもそも炭水化物などの糖質を摂った時、
体の中で何が起きているんでしょうか。
糖質は体の中に入ると、グルコースという物質になって
体中の細胞に届けられます。そして、細胞は、グルコースを使って
体の中で様々な活動をするためのエネルギーを作り出します。
そのグルコースを届ける役目をするのが、インスリンというホルモンです。
糖質が体内に入ると、「糖質が来たぞ~」という指令が飛び、
すい臓からインスリンがたくさん分泌されます。
ここでインスリンスパーク(急上昇)が起こるのです。
この時、血液の中のグルコース濃度、つまり血糖値が上がります。
お昼ごはんを食べた後に急に眠気に襲われて、午後の活動が
手につかないなどの状態になるのは、昼食で取り込んだ
糖質が原因の一つとなって引き起こされるのです。
そして、このインスリンは、糖質が入ると一気にスパークした後
減る時も急激な勢いで下降します。
血糖値が一気に上がって、一気に下がる。
そうすると、体はバランスを保つために、また血糖値を上げたくなって
糖質が欲しくなります。
これが、まさに甘いものマジックです!
甘いものを食べると、麻薬のように次々と欲しくなったりするのは
このためです。
このように血糖値が上下していると、細胞に供給されるエネルギー源も
安定しないので、内臓機能が安定しません。
したがって、脳のエネルギーレベルも一定に保てず、
集中したり、記憶したりするという脳の機能も
一定しません。
このようなことから、炭水化物・糖質メインの食事を
していると、体の中のエネルギーシステムが
「シュガーバーニング」という糖質の燃料タンクを
メインにするシステムになります。
ここまで読んできたあなたは、このシステムは
体にとってはエネルギー供給が不安定であるということを
良くお分かりになると思います。
不安定なエネルギー供給の中で、安定的にものを考えたり
仕事をしたりするのは中々大変ということになりますね。
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