呼吸でゆっくり疲れを取り除く
今日は、寒い日でしたね。
昨日との気温差が7度くらいあり、身体にとっては
体調を整えるのがちょっと難しい状態ですね。
寒い日は身体に力が入り、急に温かくなると一気に疲れる。
眠気が強くなったり、よく眠れなかったりと
なかなか難しいですね。
そんな時、ゆっくり呼吸をすると気落ちが落ち着き
身体がスッキリします。
仰向けに寝て、手のひらをお腹にあてます。
意識は、手のひらに向けます。
息を吸う時に、お腹は膨らみます。
息を吐くとき、お腹がへこんでいきます。
自分の耳で、呼吸の音を聞きながら、ゆっくりと
腹式呼吸と行っていきます。
10~20呼吸、時間にしたら1分~2分くらい
たったそれだけでも、スッキリします。
寝る時に布団の中で行うと、そのまま眠ってしまうことが多いです。
椅子に座って行う時は、背筋を伸ばして
お腹に手を当てて行います。
そして、ちょっと疲れなたなぁ~と思ったら
合せきのポーズで、身体の力を抜いて、呼吸を深めて行きます。
手のひらを上に向けると肩の力が抜けます。
息を吸うと、背中がふんわり膨らみます。
息を吐くと、上半身の力が抜けます。
意識的に深い呼吸を繰り返し行っていきます。
股関節の柔軟性が足りない時は、膝の下にクッションや座布団を
二つ折りにして入れると、支えになって内腿が楽にできます。
このような前屈系のポーズは、吐く息の方が長くなります。
その為、心が静かに落ち着いてきます。
そして、寒いと肩に力が入ってしまうのが普通です。
その力も深い呼吸とともに抜けて行きます。
椅子で行う時は、太ももにお腹をあてるように前屈をして
行うと良いです。前屈した時に、腿の付け根に違和感を感じる時は
お腹にクッションや座布団を丸めてあてると楽にできます。
普段は無意識に行っている呼吸ですが、意識的に呼吸を深く行うことによって
心に落ち着きが取り戻されて、心とからだのバランスを整えることが出来ます。
今は緊急事態宣言発出中で、心配事や不安を感じる日々が続いています。
心とからだは頑張っていますが、無意識のうちにストレスを
ため込みやすくなっています。
呼吸を深く行っていくことで、精神的な落ち着きを取り戻す
サポートにもなりますので、是非取り入れてみてください。
どんな時も、本来の自分を信じて免疫力を高めて、コロナにも
風邪にも負けずに、この冬を乗り切りましょう。