こころのヨーガ~本のご紹介
今日のお昼間は、暖かかったですね。
マフラーも手袋も必要ありませんでした。
本のご紹介をしたいと思います。
ヨーガの本です。
でも、本の中には、サンスクリット語もポーズの写真も
筋肉の名前も、チャクラの事も書かれていません。
日常生活でのこころの在り方、こころの取り扱い方が
書かれています。
ある意味、ヨーガの本質を書いています。
ヨーガスートラの最初にヨガをする目的が書かれています。
「ヨーガとは、心のはたらきを止滅することである」
この文章だけ読むと、頭の中は???という感じになります。
でも、この本は、生活に結び付けて書いてあるので
腑に落ちやすくなっています。
ひとつひとつのエピソードは短く、一通り読んだ後
その時の心理状態で、必要な部分を読み返すと、こころが
軽くなるように思います。
例えば、1章は「閉じた心の扉を開く」、その中に22話書かれています。
1-1 なぜ人生は思うようにならないのでしょうか?
この話から始まっています。
私が今日ピンときたものを紹介します。
ここから引用
Ⅲ心を目覚めさせる扉の鍵
61 必要な時に必要な人は現れます
安心していいのです。
毎日を一生懸命、全身全霊で心を込めて生きていれば、それでいいのです。
そうしていれば、準備ができた時に必要な時に必要な人が現れるのです。だから、私たちは自分でできる最大限の準備をしていればいいのです。
ヨーガでは、準備ができた時に、その人にふさわしい先生が現れると言われています。ただ淡々と欲を離れて、ヨーガを実践していれば整った時に師と出会うことができる。だから必要な人が現れていない時は、まだ準備ができていないか、もしくはその人がまだ必要ではないということです。とりあえず、精神的にひとりで成り立っていられるように、準備しておきましょう。
ひとつひとつの内容が、ヨーガの教え(哲学)を踏まえて書かれています。
私たちが、日々生きる上での考え方、在り方に沢山の気づきが貰えます。
ヨガをしている人も、していない人にもおすすめの一冊です。
是非、読んでみてください。
*初詣に行った神社の屋根に、💛を見つけて
思わず写真を撮りました💖