13年目も無事

今日は、乳がん術後13回目の検診でした。
結果は、無事、異常なしでした。
毎年、今年も大丈夫だろうと思いつつ、やはり結果を聞くまでは
落ち着かないものですね。
12年前の11月の終わりに1段階目の治療が終わったので、毎年この時期が
検診月になっています。
2006年の12月に右乳房にしこりを見つけ、診察で乳がんと診断され
2007年の1月から治療を始めました。
半年間の術前化学療法、手術、放射線治療と進みました。
全部の治療が終わるのに、なんと11ヶ月かかりました。
本当に長かったです。
今思い出してもなかなか厳しい11ヶ月でした。
我ながら、よく頑張ったと今でも思います。
私が乳がんに罹患した頃は、16人に1人が乳がんになると
言われていました。
現在は、9人に1人と言われていると聞きました。
早期発見ができるようになったこともあると思いますが
それにしても罹患率は凄く上がっていると思います。
教室に30人の生徒がいたら、3人~4人は乳がん患者がいる計算です。
以前よりもずっと身近な病気になっていると言えます。
本当は罹患しない方が良いけれど、罹患してしまっても
早期発見の場合は、5年生存率は9割を超えています。
治らない病気ではなくなっています。
だから、検診を受けて欲しいと思います。
早く見つければ、治療の負担は軽くなりますから。
そして、もし思いがけず罹患したら、どうかご自分を責めないでくださいね。
私もそうでしたが、一生懸命原因探しをすればするほど、自分を責めてしまいがちです。
それよりも、自分と向き合ってみて、無理していた事がないかどうか
自分に問いかけてみてください。
人間関係で、仕事などで今まで無理していたことがあったら、
もう無理しないと決めて環境を変えることをお勧めします。
そして、自分を大切に取り扱ってください。
今まで一生懸命走ってきたけれど、一旦立ち止まって、
走るペースを見直すチャンスを、神様がくださったと思いましょう。
私と同じように仕事をしながら治療する方も多いと思います。
絶対に無理はしないでくださいね。
あなたしかあなたを大切に扱うことはできません。
どうかあなた自身を大切にしてあげてくださいね。
あなたはこの世の中にひとりしかいない大切な存在なのです。
それを忘れないでください。