「何もしない」を実践するヨガ

”何もしない”を実践するヨガと聞いて、どんなイメージを持ちますか?

「何もしないってどういうこと」

「何もしないのはヨガとは言わないんじゃない」

そんな声が聞こえてきそうです。

レストラティブヨガ(リストラティブヨガとも言う)が

”何もしない”を実践するヨガです。

 

以前ブログで紹介したことがあります。

ボルスターと呼ばれるクッションやブランケット、椅子など

様々なものを組み合わせて土台を作り、そこに身を委ねていきます。

リラックスと集中が半々で、時間を意識しない状態に誘導します。

レッスン中、何もしないを実践するので、もちろん頑張りませんし、

努力の必要もありません。

 

この写真のように道具に身を委ねて、1ポーズ5~15分間

何もしないでいます。

 

今の私たちの生活は、慢性的にストレスにさらされ「交感神経」が優位の状態です。

交感神経優位の状態は、逃走か闘争に備え、アドレナリン、ノルアドレナリンの

分泌が活発になり、心拍数、血圧、警戒心、筋肉の緊張が高まります。

そのせいで、消化系、排せつ系、成長、修復、生殖など緊急に必要でないシステムは

停止します。そうなると身体は栄養を得られず、睡眠でさえ妨げられるようになってきます。

この状態の長期化は、体調を崩し、病気を引きおこします。

こういったストレスへの対処法はリラックスすること、というのは様々なところで

言われ、多くの方がご存知だと思います。

リラックスとは、深く休息すること、これは睡眠ということではありません

リラクゼーションは動きも努力も一切なく、脳が静かな状態です。

レストラティブヨガは、道具に身を委ねることで、安心した心地良い状態を

作り、呼吸に注意を向けていきます。

ここにヨガの経験も技術も必要ありません。

 

私は13年前に乳がんを罹患し、約1年かけて術前の抗がん剤による化学療法。

手術、放射線治療を行いました。その間、仕事は継続していて、必要最低限の

休みを取って治療を行いました。その後の仕事復帰、復帰はしたものの

再発の不安、体調の不安、忙しい生活に戻る不安を抱えながらの生活は

治療中以上に大変でした。

仕事は頑張らなくてはいけない、でも心身ともに疲れ切っていました。

本当に悪循環の数年間だったと思います。

その時にレストラティブヨガが身近にあって、受けることができたら

どんなに良かっただろうと思っています。

もしこれを読んでいる方が、同じような経験をされているなら

ぜひレストラティブヨガをお勧めします。

人生の中で命に係わるような病気、大切な人の死など悲しい出来事にも

遭遇します。その時に、すぐに前を向いて頑張るのも良いですが

心の奥底には大きな傷を受けている場合があります。

それが引き金になって、ストレスが慢性的になり、身体に様々な症状が

出てくることもあります。

そういう時にリラクゼーションで自分を癒し、ストレスを軽減する時にも

レストラティブヨガが役立ちます。

 

レストラティブヨガをやった後の生徒さんの感想

「身体が軽くなった。何もしていないのに身体は温かいくなるから不思議。

スッキリしました」

「これもヨガなんですねー。からだの力が抜けて本当にリラックスできました。

こころも軽くなった気がします」

 

12月今年の疲れを取る レストラティブヨガのイベントを実施します。

詳しくは 11月9日のブログをご覧ください。

 

【お知らせ】年末レストラティブヨガクラス開催について

 

リラクゼーションでストレスを解消し、自分の持っている治癒力を高めましょう。